遺言書の有無を調べる方法
- 2017年02月13日
- カテゴリ:NEW!【新着・更新情報】, 遺言・相続
遺言書を探しましょう
遺産相続を始める際には、一番最初に遺言書の有無を確認して下さい。
うちのお父さんは遺言書なんて残す人ではないから。
と思う場合でも念のため探してみて下さい。
遺産分割を終えた後に遺言書が発見された!なんて事になると大変です。
遺言書の保管場所として多いのは、
- 通帳や印鑑を入れていた戸棚・引き出し
- 自宅の金庫
- タンスの中
- 貸金庫
ですが見つかりましたか?
親友や弁護士・行政書士などに預けている場合もありますので、心当たりがあれば確認してみて下さい。
公証役場で公正証書遺言の有無を検索
自宅で見つからない場合は、公証役場で公正証書遺言書の検索をしてもらいましょう。
検索は近くの公証役場で行えます。
請求可能な人は、相続人・受遺者・遺言執行者などの利害関係者です。
必要書類は、
- 遺言者本人が死亡したことを証明する書類(除籍謄本・死亡診断書など)
- 請求人の戸籍謄本
- 請求人の身分を証明するもの(「印鑑登録証明書1通及び実印」又は「官公庁発行の顔写真付き身分証明書及び認印(パスポート・運転免許証・住民基本台帳カード(顔写真付)など」)
検索の結果、公正証書遺言書が保管されている事が分かれば、公証役場で公正証書遺言の謄本請求を行なう事ができます。
遺言書が見つからなかったら
家の中・友人・専門家・公証役場など考えられる所を探しても遺言書が見つからなかった場合は、遺言書がない場合の相続手続きを行なって下さい。
遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行ないます。