成年後見制度の「法定後見」と「任意後見」の違いって?
- 2016年10月12日
- カテゴリ:遺言・相続

成年後見制度って何?
成年後見制度とは
成年後見制度は「任意後見制度」と「法定後見制度」の2つに分けられます。
どちらの後見制度も、認知症・知的障害・精神障害などの理由で
判断能力の十分でない方が不利益を被らないように保護し支援する制度です。
例えば、以下のような事が心配になってきた場合は成年後見制度を検討してみては如何でしょうか?
- 預貯金の管理や不動産の管理
- 介護施設などへの入所契約
- 悪徳商法の被害や、不利益な契約の被害からの保護
- 遺産分割協議の参加・内容の理解
「法定後見制度」と「任意後見制度」の違いは?
任意後見制度 将来に備えて、元気なうちに! |
法定後見制度 既に判断力が不十分な場合に |
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公証役場で任意後見契約を結びます。 |
家庭裁判所への申立をし成年後見人を選任してもらいます。 |
法定後見制度の手続きの流れ
家庭裁判所への申立人は、本人、配偶者、四親等内の親族、検察官、市町村長などです。
申立後は、本人・申立人・成年後見人候補に対して家庭裁判所の聴取があります。
また、医師の診断も必要となります。